千葉県習志野市、八千代市と東京都千代田区にある、こども空手教室、空手道 高田道場です。
空手道 高田道場では、これまでに60名を超える、4歳〜小学生の入会者がありました。この記事では、入会時のアンケートから「こどもが空手を始める理由」をまとめます。
東京五輪でのオリンピック種目になって注目の高まりもある一方、武道としての厳しさや、素手でパンチ・キックするということで怖いイメージもある空手。空手を始める際、保護者と本人は、どんなことを期待しているのでしょうか?
空手を始める理由ランキング
空手道 高田道場の入会動機は、以下のとおりです。
同率1位(73%): 自信や困難に負けない心を持ちたい
同率1位(73%): 礼儀を身につけたい
3位(63%): 空手自体に興味があった
4位(48%): からだを丈夫にしたい
5位(13%): 黒帯を取りたい
6位(6%): 試合で腕試しや活躍がしたい
※アンケート回答数62件。入会動機は複数選択可。
空手を始める理由1位: 自信や困難に負けない心を持ちたい
空手の、自分の身一つで、相手と向き合って技を競う経験は、大きな緊張感を伴いますが、それを超えていくことで、精神的な強さが養われます。また、試合だけでなく、普段の稽古でも、新しい技や形を覚えて、これまでできなかったことができるようになること、また、それを昇級という形で確認できることは、本人の自信を育んでいきます。
空手道 高田道場では、一人ひとりに合わせた指導をすることで、ステップを分けて、着実に成長することをサポートします。
空手を始める理由1位: 礼儀を身に着けたい
よく言われることですが、武道は「礼に始まり礼に終わる」。教室に入るときの挨拶から、最後の挨拶まで、大きく声に出して、はっきり伝えます。また、一歩間違うと怪我の危険がある突き・蹴りを稽古しているからこそ、稽古中は真剣で、相手のことをよく見ようとします。真剣に取り組むことで、先生・生徒同士に対しての感謝と敬意が自然と芽生えます。
空手道 高田道場では、楽しいレッスンであることが重要だと考えていますが、それだけに終わらず、良くないことはしっかりと指導する、メリハリのあるレッスンを心がけています、
空手を始める理由3位: 空手自体に興味があった
東京五輪で初めてオリンピック種目になったこと、また、それに向けて、テレビ等でも紹介されることが増えたことで、空手自体の認知度が上がっていることもあるのでしょう。迫力のある組手や、形の凛とした佇まいは、見る人を魅了しますね。
また、道具を使わず自分の身一つで、場所を選ばずに上達することができる取組みやすさや、それでいて、もちろん、武道としての奥深さがあることも、空手の魅力だと思います。
空手を始める理由4位: 体を丈夫にしたい
空手は、両腕・両脚を連動させて、力強く使う全身運動です。最初の準備運動から始まり、その場で技を出す基本稽古、動きながら行う移動稽古や形、実際に突き・蹴りを当てるミット打ち、と、1時間の中でバランス良く、さまざまな負荷で運動を行います。
空手を始める理由5位: 黒帯を取りたい
空手と言えば、黒帯、ブラックベルト、ですね。黒帯は、有段者の証であり、空手を始めるにあたって、ひとつの目標と捉えられることが多いようです。
とはいえ、そこまで上位の理由になっていないのは、黒帯取得までは何年も掛かりそうなイメージや、始めたばかり段階では、まだそこまで想像できないということがあるでしょう。空手道 高田道場が所属する、青龍会の昇級制度では、入会から半年~1年後に最初に取得する級は8級で、それから年に1~2回の昇級を経て、徐々に黒帯に近づいていきます。もちろん、昇級が早い方が一概に良いということではなく、自分のペースで上手になっていくことが大事です。
空手を始める理由6位: 試合で腕試しや活躍がしたい
少し意外かもしれませんが、少なくとも、空手道 高田道場では、試合を目標にした入会は少数派(6%)です。レッスンの内容自体や、それを通じて新しいことができるようになることにやりがいや手応えを感じているようです。
今はまだ、ほとんどの生徒が初心者~初級者なので、まだ試合に出ることの興味が少ないですが、今後、上手になっていくに従って、腕試しをしたくなる生徒も増えてくるかもしれません。もちろん、試合で活躍したい生徒は歓迎ですし、それに合せた指導を行っていきます。
最後に
空手道 高田道場の入会アンケートから、「空手を始める理由」をまとめました。空手に興味を持っている方に、空手を始める際の参考にしていただければと思います。
とはいえ、空手は、組手と形という、それぞれ性格の異なる種目があり、また、競技志向でも、武道志向でも、健康志向でも、基本的には同じカリキュラムで、みんなが稽古できるという間口の広さがあります。ぜひ、みなさんそれぞれの理由で、空手を楽しんでください。