剛柔流のこども空手教室、空手道 高田道場です。
サンチンは、漢字では三戦と書きます。この空手教室では、主に基本稽古は、サンチン立ちで行います。また、剛柔流の形でも多く使用される、剛柔流に特徴的な立ち方です。
サンチンはこんな立ち方です:
- 両足をかかと側を開いて八の字にし、右足は左足よりも足1つ分前です(右サンチンの場合。左サンチンは逆)
- 足指・足の裏で地面をつかむようにし、膝に余裕を持たせつつ外側に張り、お尻を締めます
- 脇を締めて、両手の拳を肩の高さに構えます
サンチン立ちは、不動立ちから、構えなおす形で構えます。
①不動立ちから、両うでを顔の前で交差します
②腕を降ろすと同時に、かかとを開いて足を八の字にします
③両うでを肘を中心に内受けのような形でしぼり上げると同時に、右足の親指が左足の前をかすめるようにして、足1つ分、右足を前に出します。
サンチン立ちは、腰から下の下半身を安定させつつ、腰の回転を使い、また、上半身を大きく動かすことができる立ち方で、なるほど、基本的な空手の手技の練習、いわゆる基本(稽古)に適した立ち方です。空手以外では決してすることがない、とても特殊な立ち方ですが、徐々に身に着けて自分のものにしていきましょう。
※このページでは、青龍会 高田道場で教える技について紹介しています。空手の技は、流派や道場によって、それぞれ異なることがあり、唯一の正解というものはありません。