正拳突き

剛柔流のこども空手教室、空手道 高田道場です。

正拳突きは、何といっても、空手の基本中の基本になる技です。空手道 高田道場では、基本稽古の最初に練習を行います。

  • 手は正拳を握ります
  • 正拳中段突きは水月を、上段突きは人中を狙って突きます
    • 水月は、いわゆる「みぞおち」です
    • 人中は、鼻と口のあいだです
  • 片腕の突きと、反対の腕の引き手は、同時に行います
  • 引き手は、胸の脇に、拳の前面が胸の前面と同じくらいになるまで引きます
  • 肘から拳が、突く位置に対して、常にまっすぐなるように、突いて引きます
  • 腕の力だけでなく、腰の回転の力に乗せて、一連の動作を行います

基本稽古では、正拳突きは、サンチン立ちで行います。

①最初に両手の拳を、中段突きの位置に構え、その後、右手を引きます。

②中段突き。右の突きと左の突きを交互に行います

③上段突き。突く位置が変わる以外は、中段突きと同じです

稽古では、まず6回ゆっくりと、位置・コースを確認しながら、各技の動作を行います。その後20回、「気合を入れて」、技の稽古を行います。「気合を入れて」では、自分の前に自分と同じ身長の相手を想像して、技を出すと同時に大きな声を出しましょう。気合の声は、「セイ!」でも「ハア!」でも「オス!」でも、何でもOKです。