習志野市 東習志野の空手教室、空手道 高田道場です。
空手道 高田道場の道場生は、とにかく試し割りが大好きです。割れると気持ちいいですし、明らかに強くなっていることを実感できるから、うれしいんですよね。とはいえ、試し割りは、あくまで技を「試す」ものであって、それ自体が稽古ではないでしょという思いも、私にはあるのですが、でもやっぱり、目に見える形で技の効果を感じることはとても良いことですし、物理的に力を伝えるコツを身に着けるという意味では、稽古自体としても有効かとも思ったり。試し割りのモチベーションと稽古をうまく融合していくことは、ここのところの、高田道場のテーマになっています。
この日は、杉板の突きでの試し割りに挑戦してもらいました。1枚を割れたのは2名、2枚重ねは誰も割れませんでした。当然ですが、試し割りだけを続けていても、多少のコツはつかめても、根本的により強くなるということはなく、そこを超えて強い技を出せるようになるには、基本稽古で、正しい立ち方、体の使い方が身につくことが必要です。突きで杉板を割ることができた2名は、その前の基本稽古にも真剣に取り組んでいたように思います。割れなかった子は、そこに思い至ったような表情をしていたようにも思います。基本稽古で強くなって、試し割りでそれを実感する、だからもっと、基本稽古に真剣に取り組む、そういう良いサイクルに乗せていってあげたいですね。
この日の稽古は以下の内容でした。
- ミット打ち
- 中段回し蹴り(その場&移動しながら)
- 試し割り
- 蹴り(練習板で)
- 突き(練習板で)
- 基本稽古
- 正拳突き(サンチン立ち)
- ヒジの上げ打ち(四股立ち)
- 手刀の鎖骨打ち(サンチン立ち)
- 上段受け(サンチン立ち)
- 左上段突きから右上段突き(組手の構え)
- 移動稽古
- 正拳中段追い突き(前屈立ち)
- 雑巾がけ
- 試し割り
- 突き(杉板で)
移動稽古は、11月の審査受験者は、審査に合格できるように、これからも10月中までは、毎回実施していきます。