習志野市 東習志野の空手教室、空手道 高田道場です。
空手道 高田道場では、稽古でたびたび「試割り」(しわり、もしくは、ためしわり、と読みます)をしています。試割りは、実際の板や瓦を、突き蹴りで割ってみせることです。空手大会などの行事で、高名な師範先生がデモンストレーションとして実施されることもあるので、ご覧になったことがあるかもしれません。そういった場合は、板や瓦だけでなく、バットやブロック、氷柱などを割って見せられることもありますね。
高田道場では、稽古の一環として道場生が試割りをしています。実際に物体に力を伝えることで、それを打ち破る、その体験をとおして、効率的な体の使い方を学ぶことができる、本当に分かりやすい稽古です。割れるか、割れないか、これは客観的な事実で、教えるまでもなく、事実から納得できることは、代えがたいことだと思います。
とにもかくにも、割れたときの爽快感は、単純明快です。割れなかったときは、板の固さを実感して、手の痛さに再チャレンジを躊躇してしまいますが、割れたときは、嘘のようにスカッと力が「通る」感じで、気持ちいいです。そんなこともあり、空手道 高田道場の稽古では、人気のコンテンツのひとつです。
さて、そんなにいつも、板を割っていると、木がもったいないですし、実際、経済的なところの問題もあります。― そこで、空手道 高田道場では、繰り返し利用可能な「練習板」を使用しています。
(並び順がそうなってませんが)一番われやすいのが青で、信号の色順で、黄色、赤と固くなり、いかにもいかつい黒が最強です。真ん中にスジが入っていますが、うまく強い突きをそこに当てると、真っ二つになりまです。割れ目は、予め、レール状の噛み合わせになっていて、そこにはめ直すと、繰り返し使えるしくみです。
一番固い黒の厚みは、一円玉と同じくらい。経験のない人だと、大人でも割れないこともあります。
体験レッスンに参加すると、この練習板の試割りにチャレンジできます。やってみたい方は、ご参加を。保護者の方も、ご希望者は、チャレンジして頂けます。
最初は割れなくても、大丈夫。毎週の稽古を通じて、だんだん固い板も割れるようになります。もちろん、そのためには、基本稽古を通じて、正しい体の使い方を学ぶことが大事。徐々に身につけていけるように、稽古をしていきます。